シェリー 再発見
2018年 02月 18日
シェリーなんて、じっくりと味わった記憶はあまりない・・・ レアな体験 とーっても素敵な雰囲気であります この度のシェリーは LUSTAU まずはカクテル風に登場したのは、ジンジャーエール&ライムで割ったもの ほんのりと甘く とーっても飲みやすいシェリー・カクテル 熟成期間の長い アモンティヤードと呼ばれるタイプ フロール(ワインの花)が消滅し酸化熟成したもの ストレートな濃い色は まるで上手に淹れた濃い紅茶のよう・・・華やかな香りが広がる・・・醤油や紹興酒、バゲットなどの香り 甘味は無く、すっきりとエレガント とても心地よい後味がいい フィノ シェリーは白ワインですが、このフィノは一番辛口タイプ 淡い白ワインのような色あい 白い花や、ほのかに上品なゴマ、アーモンドの香り 爽やかで、透き通るようなイメージ 石灰質土壌のミネラル アルコール度数は17度前後ということで、やはり酒精強化ワインのパワーを感じます オロロソ マホガニーのような深い色合い ナッツやバニラ、消毒薬やバーブの複雑な香り 少し残糖を感じるこのタイプは、しっかりと樽熟成の香りが特徴的 アモンティヤードよりふくよかで、まろやか シェリーがこんなにも美味しいって感じるのは初めてかもしれないなあ ワインと同じく、ソレラ方式でじっくりと時間をかけて熟成されるシェリー酒は、酸化劣化が少ないという嬉しい特徴を持つ 遥か昔、バスコ・ダ・ガマの時代にタイムトリップです 米粉のタルトは信州のマス メレンゲとイワシは軽~い食感 トマトのブランマンジェは軽やかな酸味 フォアグラのテリーヌは、トリュッフ風味 黒トリュッフ&キャベツのペースト コンソメゼリーの上品な味 オロロソとバルサミコのソースとカリフラワーのクリームソース ミルクのチュイールが可愛い お魚はスジアラ ソースは、出汁と海草バターにフィノ(ティオペペ)の香り モロッコインゲン&わさび菜のコントラスト ピンク色はフィンガーライム デザート クラッカンショコラ&ほうじ茶ソルベ 木苺が綺麗 合わせて シェリーはクリーム オロロソとペドロヒメネスのブレンド ボルドーのソーテルヌを想わせるエレガントな甘さ パッシート(陰干し)した白葡萄 レーズンから造られる深み 黒蜜やカラメルの香り ゆーっくりと寝酒にしたい食後のシェリーです シェリー、こんなに美味しかったっけ
by caroling
| 2018-02-18 01:55
| ワイン&チーズ