オレゴンのピノ・ノアール
2012年 03月 22日
オレゴン州のワインで、やはりメジャーなのが、ピノ ノアールですね。 デリケートなテロワールを好むこの葡萄は、世界中で植えられるも、やはり、ブルゴーニュ、カリフォルニア、ニュージーランド、そして、オレゴンあたりしか、今の時点では、成功してないと言われてるそう。 やさしく、香り高く、酸味の絶妙さに虜になる、なんとも優雅な貴婦人のワイン。 今日はどれがブルゴーニュだろう・・・ 色は明るい赤紫、苺のような甘い香り。 バナナや、カカオの感じも。 ほろ苦いピール、フルーティーで、軽やか。 とっても飲みやすい、オレゴンかなあ。 お次は、とっても複雑。 あまり強くない香りに、トーストや、鉛筆、動物の毛のような、不思議な香りが混じってる感じ。 でも、飲んでみると、辛口だけど、スッキリとした甘さにレモンピールの苦み、タンニンも、仄かに残る・・こんなのが、バランスがいいというのだろう。 とっても美味しい。 う~ん、これは迷う。 そして、ラストも、複雑な、お漬物のような香り。 土、ミネラルでしょうか。 ジャムを煮詰めたような・・・。 酸味は少なく、すーっと喉を通っていく。 なんとも余韻が長い、うっとりとします。 結果、最後がブルゴーニュ。 2000 クロ ヴージョ ブルゴーニュの真髄であります。 オレゴンのピノは、相当いい。 尤も、それなりのお値段の上物を頂いたわけで・・・自分で見分けるのは、ちょっと難しいかもしれないなあ チーズは、なんと、パルミジャーノ 48か月熟成。 初めて出会った、ツワモノ。 あと、ラングル シャンパーニュ地方のウォッシュ、クリーミーで、まろやか。
by caroling
| 2012-03-22 10:32
| ワイン&チーズ