ブルゴーニュワインも最終回、コート・ド・ボーヌは、
ポマールと、ヴォルネの巻・・・北のニュイ地区と比べて、特級畑は、コルトンのみの地域ですが、何とも癒し系の優しい赤の産地
長期熟成された、深い
ピノ・ノアールは、この狭い地区によっても、微妙にその性格が異なるという、レベルの高い、最高級の赤であります
さてさて、テイスティングですが、ヴォルネのワインなんて、初めての体験です
繊細さと軽やかさが、コート・ド・ボーヌのシャンボール・ミュジニに例えられるというワインだそう、1番目は、とっても複雑で、あまり香りが解らないほど微妙な・・・いちご、カシス、お漬物や、お醤油のような・・・でも、味は カラメルのような・・・時間が経つと、香りがカカオや、ダークチョコのように変化してくる・・・先生がうっかりと、口を滑らせ、ヴォルネと判明!!
2004 ヴォルネ、ゆっくりと味わいたい
2番目は、ワラや、腐葉土、ゴム、鰹だし・・・これもとっても複雑です
フランス・ワインのこの微妙な香りの複雑さは、ほんとうに興味深く、じっくり、ゆっくりと味わううちに、どんどん変化するのがいい
やわらかな酸味とタンニンが溶け合っています・・・これは、
1996 ポマールでした
3番目は、甘い香りとはちみつのような優しい味わい・・・もう、美味しい!! 上品で果実味もあり、まったりという言葉が浮かんでくるような・・・
1993 ヴォルネ 1級畑 これこそが、 コート・ド・ボーヌのシャンボール・ミュジニと言われる貴婦人のような優雅な1杯であります
ブルゴーニュ、行ってみたいね~
チーズは、ノルマンディーの、
ポンレヴェック&
ミモレット、 ウオッシュのクリーミなまろやかさがワインを何倍も美味しくしてくれます
ミモレットも見事!
本日のワインたち