葡萄品種をフランスと、イタリアのワインで、飲み比べるという今回のワイン講座・・・今回は
カベルネ・ソーヴィニヨン・・フランスは、ボルドーということになりますね
温暖な地域に植えられるカベルネ・ソーヴィニヨンは、完熟すると、厚い皮の小粒葡萄独特の、タンニンと、濃い色、芳醇な香りで、長い熟成期間に耐えられる素晴らしいワインとなる
カリフォルニア、南米など、ニューワールドのカベルネも素晴らしいけれど、今回のイタリアってのが、何とも魅力的
トスカーナあたりの太陽を思わせるワインを思い出します
まずは、複雑な香り・・・少し弱い感じですが、カシスや、木の皮、インク、甘くない香りですね~
タンニンがしっかりとしてて、スパイシー、さらりとして酸味は少ない感じがする
・・・メドック サンジュリアン
2004 クロ デュ マルキ であります
お次は 消毒液や、プラスチック、 黒胡椒、洞窟なんかの香り・・・これもタンニンがしっかりとして、甘く華やか、でもさらりとした喉越しがとーっても美味しい! お肉に合わせたいイメージです
イタリア カンパーニャ州の
2006 モンデヴェトラーノ 南イタリアのサッシカイヤとも称されたバランスの素晴らしいもの
最後は、 ややオレンジかかった、熟成期間の長さの色、香りは、枯れ葉や、腐葉土、古い寺、無花果ジャムや、カカオ、クレヨン お味は、 まったりとしたまろやかな熟したベリーやバナナ タンニンはしっかりと、でも酸味は柔らかくするすると喉をとおっていく・・・甘口じゃないのに甘い、シルキーなとーっても美味しい1杯
イタリア トスカーナ州
2000 ヴィーニャ ダルチェオ(カステッロ・ディ・ランボッラ) フレンツェのスーパータスカンで、完璧なイタリアン カベルネの逸品であります
流石に選び抜かれたツワモノ揃いで、カベルネってやっぱり凄いな~って感動しました
チーズは、イルド・フランスの、
ブリー・ド・ムラン ブリー・ド・モーより、長期熟成させた、ねっとりとミルキーなコクのある美味さです
そして、サヴォア地方の、
ルブロッション・ド・サヴォア ルプロシェール(もう一度乳を絞るという方言から名前がついたというこのチーズ、 クリーミーで、とても優しくとろけます